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ポンプ修理

 ご覧になって役立つ記事が、1つでもあれば幸いです。 

地下水ポンプの修理(PG-203AS)

平成6年から使っているポンプで、約26年になりますが、
最近急に、蛇口をひねったら水圧が下がった後、モーターが回らない
現象が時々発生するようになっていました。
カバーを開けて軽く叩くと、モーターが回って正常になったりしていたので、
暫くの期間様子を見ながら使っていました。

振動を与えると、正常に動作するということは、接触不良個所があるという
事は確実なのですが、点検時には、すぐ正常になるので不良個所の
特定が出来ずじまいでした。

今朝は叩いても、正常動作にならなかったので、接触不良箇所の特定を
して、修理することにしました。

点検の結果、制御基板、センサーケーブル、各コネクタには、異常なし。
あと、考えられる箇所は、制御基板の下側に取り付けられている、
進相コンデンサと、モーター焼損防止スイッチの2箇所です。
焼損防止スイッチを取り外して分解して内部の接点を点検しましたが、
特に問題無し。

最後の箇所は、進相コンデンサなので、接続端子の片側を外してみて、
不良動作の再現ができるか試したところ、再現できたので、
不良箇所は、このコンデンサの平型端子の接触不良が原因でした。
端子は、綺麗な状態でしたが、念のため耐水ペーパーで磨いて、
接点復活剤を塗って、元通りにセットして修理完了です。
これで安心して使えます。
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センサーの動作ランプも正常
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制御基板の下側に、進相コンデンサと、
モーター焼損防止スイッチが取り付けられています。
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進相コンデンサを外して、平型端子を点検する
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電池式噴霧器(BH-569P/F)の修理

先日、知人の電池式噴霧器が使えなくなったとの相談を受けて、
分解して、点検したところ、駆動モーターに付いているピニオンギアが、
プラスチックの13歯ギアで、負荷が掛かる経年変化で、モーター軸との
密着が緩くなってズレ、空回りしていました。

(交換と、調整を終えた画像)
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【修理内容】
真鍮製の六角ネジ締めのピニオンギアに交換するのが、
一番の改良策なので、ネットで探したけど、同一のものが見つからず、
汎用性の高い12歯のピニオンギアに付け換えることにしました。

付け換えるギアの直径が、約0.5ミリ小さくて、駆動モーターの固定位置を
ポンプギアの方へ、0.2~0.3ミリ調整する必要があるので、モーターの
固定ねじ穴2箇所と、大きなセンター固定穴の3箇所を研磨してキッチリと
合わせました。  

ポンプギア軸に2ミリ遊びがあったので、ワッシャーを挟みました。

ポンプ側のパッキン(オーリング)も、経年変化で、硬化縮小しているのか、
ポンプカバーと内部のインペラーギアが擦れて、負荷が強くなっていたので
これも、解消して、快調に噴霧できるようになりました。
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圧力スイッチの動作(浅井戸ポンプ)

正常動作を検証したのは、ナショナルPG-203ASで、
23年半使用中のものです。
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圧力が下がり、バネと連結している中央のマグネットが、
約2.5ミリ下がって、リードスイッチがONになり、モーターが回る状態。
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圧力が上がり、バネと連結している中央のマグネットが、
約2.5ミリ上がって、リードスイッチがOFFになり、モーターが止まる状態。
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バネの上の調整ネジは、上に3ミリ程度出ています。

浅井戸ポンプの羽根車(インペラー)交換

21年半位使っている、ナショナルの浅井戸用ポンプです。
先日点検した時に、補助タンクカバーのパッキンから滲み漏れがあるのと、
羽根車(インペラー)が数カ所折れ曲がっているのを確認していたので、

今日、気温が上がり、暖かかったので、交換することにしました。

実用上は、支障はないのですが、気付いてからは、やはり、交換しないと…
ポンプの外観です。
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前回点検した時に、パッキンから滲み漏れしていたのが、解消しています。
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接合部の研磨と、増し締めが良かったみたいで、完全に止まっています。
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今回は、羽根車だけの交換で良さそうです。
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モーター軸に固着していますので、プーラーで外します。
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専用工具を使えば、簡単に取り外せます。
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取り外した羽根車と、新品の羽根車。 直径:55ミリ
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表側は、結構折れ曲がっています。 裏側は1箇所のようです。
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新品も、真鍮製ですが、綺麗な羽根車ですね。
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簡単に、スポンと入りました。
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羽根車の交換、完了です。  水量も、水圧も以前より、上がりました。

ベアリングプーラーの加工

浅井戸ポンプの羽根車(インペラー)を交換するために、
部品と工具を入手し、加工しました。 交換準備です。

専用工具は、高価なので、ベアリングプーラーを、
削って使うことにしました。

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下側を両方とも、2ミリ程度、グラインダーで削りました。
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元の状態は、このようになっています。
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このように削ると、羽根車の引掛け溝に、うまく入ります。
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これは、直径が55ミリです。

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このようにして、モーターの軸から引き抜きます。
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